专利摘要:
本発明に公開された通信システムにおけるデータ伝送の方法は、現在のチャンネル質を測定するステップと、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定するステップと、確定した前記重複コーディング回数を利用し、送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信するステップとを含む。当該方法によれば、チャンネル質が悪い場合、データ伝送の信頼性を高め、チャンネル質が良い場合、伝送効率を向上させ、資源の浪費を避けることができる。
公开号:JP2011509013A
申请号:JP2010539994
申请日:2008-11-21
公开日:2011-03-17
发明作者:ハン、ルー;ファング、ユーホン;リュー、グァンジー;ワン、キシン
申请人:中国移▲動▼通信集▲団▼公司China Mobile Communications Corporation;
IPC主号:H04L1-00
专利说明:

[0001] 本発明は、通信分野のデータ伝送技術に関し、特に通信システムにおけるデータ伝送の方法、通信装置及び通信システムに関する。]
背景技術

[0002] 重複コード分割多重(Overlapped Code Division Multiplexing、OVCDM)技術は、高スペクトル効率コーディングの多重化技術であり、コードレートが1より高い並列畳み込みコーディングを利用して通信システムの容量とスペクトル効率を大幅に高め、OVCDM技術を利用してコーディング・デコーディングする方案は、データに対してのOVCDMのコーディング・デコーディング操作の実行と呼ぶことができる。]
[0003] データシンボルに対してOVCDMコーディング実行を利用して広帯域無線伝送を実現する具体的な過程は図1が示すように、入力した直列データ内に15個のデータシンボルを有し,かつ重複コーディング回数K=3と設定する。即ち、毎回3つのデータシンボルを選択し、直並列操作を行う。その内容は以下のステップを含む。] 図1
[0004] 第1ステップ:直列データ内のデータシンボルを3つ選択し、直並列変換の操作を実行し,3路並列のデータとなる。]
[0005] 本実施形態において直列配置の順序に従って、3つのデータシンボルごとに選択し、直並列変換の操作を行う。]
[0006] 第2ステップ:3路並列のデータにそれぞれ畳み込みコーディングを行う。]
[0007] 本ステップにおいて、畳み込みコーディングを行うことはつまり、{bk−10、bk−11…bk−1L-1}を重み付け係数とし、それぞれ現在入力した第1路データと第1路各レジスター内にストレージしたデータに対して重み付きスタックを行い,{bk−10、bk−11…bk−1L-1}を重み付け係数とし、第K路入力データと第K路レジスター内のデータに対して重み付きスタックを行う。その内、bk−1L-1は第K路並列コーディングスリップにおける第L個コーディングタップ係数ベクタの元素,Lは畳み込みコーディング各路の制約長である。]
[0008] 第3ステップ:3路並列入力データシンボルをそれぞれ各路のレジスター1内に保存する。もとのレジスター1内のデータをレジスター2に保存し,レジスター2内のデータをレジスター3に保存する。これより類推する。]
[0009] データをレジスター内にストレージし、一路内にストレージしたデータ個数はレジスター個数の総数を超えない。各レジスター内に1つのデータをレジスターし、もし、t時刻に第1路内の各レジスター全てに既にデータをストレージしていた場合、t+1時刻に、第L−1個レジスター内のデータは破棄される。初期時刻には,レジスター内にストレージしたデータは0となる。]
[0010] 第4ステップ:3路畳み込みコーディング後のデータシンボルを一路データシンボルに重ね合わせて、かつF関数変換を経た後に出力する。]
[0011] その内、F関数とその入力の間にはそれぞれ対応関係がある。]
[0012] 具体的には、F関数はデータシンボルに対して変換、またはマッピングを実行するものである。例えば、F(x)=exp(j(π/4)x)、即ち、3路(仮にK=3)データシンボルの和を求めxを得た後、xをF関数に代入し計算を行い、出力する。F(x)=xは、F関数が線性関数であることを示し、3路データシンボルの和を求め、xを得た後、直接出力し、F函数はデータに対して、必ずしも変換を行わない。]
[0013] 以上のコーディング過程から見て取れるように、OVCDMコーディング後のK個データシンボルのうち、ただ一つのデータシンボルが出力される。(コーディングと変調の同時実行に相当)。故に、システムのスペクトル効率をK倍高めた。即ち、人為的なデータシンボル間の重複干渉により、高効率のデータ伝送を実現でき、同時にコーディングの利得を得るようになった。]
[0014] 重複コーディング回数Kがより大きくなることにより、重複コーディングの制約長Lはより長くなり、測定の複雑さはより増す。測定の複雑さを減らすため、カスケードの方式を採用し高重複コーディング回数KのOVCDM過程を実現することができる。カスケードのOVCDM原理は図2に示すとおりである。その内,第1級OVCDM1コーディングは非線性OVCDMコーディングを採用できるが、第2級OVCDM2コーディングは線性OVCDMコーディングを採用できる。第1級OVCDM1の出力は第2級OVCDM2の入力とする。] 図2
[0015] OVCDM技術において、そのリンク性能は採用した重複コーディング回数K及び重複コーディングの制約長Lと関連している。同じような重複コーディング回数には、制約長が長ければ長いほど、そのリンク性能は良くなる。一方、異なる重複コーディング回数に対しては、同じ制約長であれば、重複コーディング回数が大きければ大きいほど、伝送効率はより高くなる。しかし同じようなS/N比(Signal Noise Ratio,S/NR)の条件の下、そのビット誤り率(Bit Error Ratio,BER)または、ブロック誤り率(BlocK Error Ratio,BLER)性能はより悪くなってしまう。]
[0016] OVCDMコーディングの測定はビタビアルゴリズムを基にした最尤シーケンス測定(MLSD)を採用でき、さらにユークリッド距離をパスメトリックとして採用するものである。]
[0017] OVCDMのデコーディング過程は直列データ内の各データシンボルをK個並列データシンボルにデコーディングし、前記並列データシンボルに直列並列の転換を行い、デコーディング過程後に得たデータシンボル個数がデコーディング前の個数のK倍である。デコーディング方法は、最尤シーケンス測定方法または木グラフを基にした準最尤シーケンス測定方法を採用できる。具体的には、木グラフを基にした準最尤シーケンス測定方法における半正定値プログラミングアルゴリズムを利用してデコーディングを行うことができる。]
[0018] 実際のセルラーモバイル通信システムにおいて、端末が違った位置にいる際、基地局との間の通信の信号強度にも違いがある。例えば、室内、階段の踊り場、またはエレベーター内に位置する端末Aと広々とした室外に位置する端末Bを比べると,たとえ基地局との間の距離が同じであったとしても、端末Bの信号強度は端末Aの信号強度より強い。もし、端末Aと端末Bが共に広々とした室外に位置する場合は、基地局との距離が近い端末Aの信号強度は距離が遠い端末Bの信号強度より強い。]
発明が解決しようとする課題

[0019] OVCDMの伝送システムにおいて、一般的には固定の重複コーディング回数Kを採用しているが、端末が通信システムの異なる場所に位置する際、端末と基地局との間の通信チャンネル質は安定ではない。もしチャンネル質は悪いが、K値が大きい場合はデータ伝送エラーをもたらす可能性があり、データ伝送の信頼性が下がる。もしチャンネル質は良いが、K値の値が小さい場合も伝送効率を下げ、通信資源の浪費をもたらす。]
課題を解決するための手段

[0020] 本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、従来技術における適当な重複コーディング回数を選択できないためにもたらされるデータ伝送の信頼性の低下、または伝送効率の低下と通信資源の浪費の問題を解決できる通信システムにおいてのデータ伝送の方法、通信装置及び通信システムを提供することを目的とする。]
[0021] 本発明の通信システムにおける伝送データの方法は、 現在のチャンネル質を測定するステップと、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定するステップと、確定した前記重複コーディング回数を利用し、送信待機データに対して重複コード多重化技術のコーディング操作を行い,コーディング後のデータを送信するステップとを有する。]
[0022] 本発明の通信装置は、 現在のチャンネル質を測定する測定モジュールと、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき,測定した前記チャンネル質に対応する送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作の実行に用いられる重複コーディング回数を確定する回数確定モジュールとを有する。]
[0023] 本発明の通信システムは、受信した重複コーディング回数を利用し、送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する第1装置と、現在のチャンネル質を測定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、対応する重複コーディング回数を確定し、確定した重複コーディング回数を前記第1装置に送信し、また、前記重複コーディング回数に基づき、受信した前記された後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を行う第2装置とを有する。]
[0024] 本発明の通信システムは、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から受信したチャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、当該重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を行い、コーディング後のデータを送信する第1装置、現在のチャンネル質を測定し、前記第1装置に送信し、また、前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用して受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置とを有する。]
[0025] 本発明の通信システムにおいて、前記通信システムのアップリンクとダウンリンク伝送に採用される搬送波の周波数が同一であり、測定した現在のチャンネルパラメータと受信した干渉メッセージに基づき、現在のチャンネル質を確定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、当該重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する第1装置と、干渉メッセージを測定し、前記第1装置に送信し、前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用して受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置とを有する。]
[0026] 本発明に係る実施形態が提供する通信システムにおける伝送データの方法によれば、通信システム内の現在のチャンネル質に基づき、最良の重複コーディング回数を選択し、かつ当該重複コーディング回数に基づきOVDCMコーディング/デコーディング操作実行することにより、チャンネル質が悪い場合、データ伝送の信頼性を高め、チャンネル質が良い場合では,伝送効率を高めさせ、資源の浪費を避けさせることができる。]
図面の簡単な説明

[0027] 背景技術における重複コーディング多重化技術コーディング実行の過程を示す図である。
背景技術におけるカスケード重複コーディング多重化技術の原理図である。
本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるデータ伝送の方法ステップフロー示す図である。
本発明の第1実施形態一におけるカスケードコーディング実行を示す図である。
本発明の第1実施形態におけるカスケードデコーディング実行を示す図である。
本発明の第1実施形態における反復デコーディングを示すフロー図である。
本発明の実施第2実施形態における通信装置の構造を示す図である。
本発明の第3実施形態における通信システムの構造を示す図である。]
実施例

[0028] 以下では図面を関連して本発明を詳しく説明する。]
[0029] 本発明の各実施形態にて記述する方案は全てOVCDM技術を基にしたものである。]
[0030] 図3に示された本発明の第1実施形態に係る通信システムにおけるデータ伝送の方法は以下のステップを含む。]
[0031] ステップ301:現在のチャンネル質を測定する。]
[0032] 本ステップ内の測定操作は受信側で実行できる。具体的な実行方式としては、送信側がデータを送信する前に、固定メッセージ一つを受信側に送信し、受信側が前記固定メッセージを受信するのと同時にチャンネル内の各種パラメータを知らせられ、かつ、パラメータに基づき目下の送信側と受信側との間のチャンネル質を確定する。]
[0033] アップリンクデータ伝送過程においては、送信側が端末,受信側が基地局である。ダウンリンクデータ伝送過程においては、送信側が基地局、受信側が端末である。]
[0034] ステップ302:チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき,測定したチャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定する。]
[0035] 本実施形態において、実行したものがシングルOVCDMコーディング/デコーディングであれば、1つの重複コーディング回数は1つの区間内のチャンネル質に対応する。例えば,もしチャンネル質がS/N比の大きさであると、K=1が対応するS/N比の区間を(0,4dB]、K=2が対応するS/N比の区間を(4dB,9dB]、K=3が対応するS/N比の区間を(9,13dB]と設定できる。測定した現在のチャンネルのS/N比が5dBである際、当該のプレインストールしたS/N比区間とK値の対応関係に基づき、現在のチャンネルのS/N比5dBがS/N比区間(4dB,9dB]に属することと、現在のチャンネルのS/N比に対応するK値が2であることを確定でき、もし実行したものがカスケードOVCDMコーディングであれば、各級重複コーディング回数の組み合わせ方式はそれぞれ1つの区間内のチャンネル質に対応する。例えば、(K1=1,K2=2)にそれぞれ対応するS/N比の区間が(0,4dB]、(K1=2,K2=2)にそれぞれ対応するS/N比の区間が(4dB,9dB]、(K1=3,K2=1)にそれぞれ対応するS/N比の区間が(9,13dB]である。測定した現在のチャンネルのS/N比が5dBである際、当該プレインストールしたS/N比区間とK値の対応関係に基づき、現在のチャンネルのS/N比5dBがS/N比区間(4dB,9dB]に属し、現在のチャンネルのS/N比に対応するK値がK1=2,K2=2であることを確定できる。]
[0036] 対応関係はリストの形式で送信側と受信側にストレージでき、更に、リスト内のメッセージは実際のニーズに基づき、自動または手動で修正できる。]
[0037] ステップ303:確定した前記重複コーディング回数を利用してOVCDMコーディングを実行し、コーディング後にデータを送信する。]
[0038] 図4が示すように、もしシングルコーディングが実行されれば、OVCDMコーディングを一回実行し、もしカスケードコーディングが実行されれば、OVCDMコーディングを複数回実行する。] 図4
[0039] 送信側は確定した前記重複コーディング回数に基づきOVCDMコーディングを実行し、コーディング後のデータを受信側に送信する。]
[0040] ステップ304:受信側は前記重複コーディング回数に基づき,受信したデータに対してOVCDMデコーディングを実行する。]
[0041] 図5に示すように、もしシングルコーディングが実行されれば、OVCDMデコーディングを一回実行し、もしカスケードコーディングが実行されれば、OVCDMデコーディングを複数回実行する。本実施形態において、デコーディングの性能を高めるため、カスケードOVCDMの反復デコーディングを行うことができる。] 図5
[0042] 反復デコーディングとはつまり、各階級のOVCDMに対してソフトインプットアウトプットのデコーディングを採用し、二つの階級のOVCDMデコーダ間の外部メッセージ交換によりデコーディングの性能を高める。図6に示すように具体的なフローは以下の通りである。] 図6
[0043] まず、入力したデータシンボルに対してOVCDM2デコーディングを実行し、デコーディング後に出力したデータシンボルに対してデインターリビングを実行し、デインターリビング後のデータシンボルにOVCDM1デコーディングを実行する。OVCDM1デコーディング後、出力したデータシンボルに対して判断を行い、出力したデータシンボル精度等の性能がリクエストを満たすかどうかを判断する。もし満たす場合は、一回の反復を完了する。そうでない場合は、さらに次の反復が必要となる。OVCDM1はOVCDM2へ外部メッセージをフィードバックし、OVCDM1が出力した外部メッセージはシンボルインタレースにより,OVCDM2のインプットとなる。OVCDM2はフィードバックした外部メッセージに基づき、再度入力データシンボルに対してデコーディングを行い、そしてOVCDM2が出力したデータシンボルにデインターリビングを行い、デインターリビングされたデータシンボに対してOVCDM1デコーディングを行い、OVCDM1の入力とする。OVCDM1デコーディング後に出力したデータシンボルに対して判断を行い、第2回反復を完了する。デコーディング性能を高めるため、数回反復を行っても良い。]
[0044] 受信側がデコーディングを行う際に使用した重複コーディング回数は多様な方式により得ることができ、以下の2タイプを含むがこれだけに限定しない。]
[0045] タイプ1:受信側は、送信側から送信されたデータを受信すると同時に送信側から送信された前記重複コーディング回数をも受信する。]
[0046] タイプ2:受信側が現在のチャンネル質を測定後、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定する。]
[0047] ステップ302において、受信側は直接測定したチャンネル質のパラメータを送信側にフィードバックでき、送信側によりプレインストールしたチャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき本ステップを実行しても良いし、受信側によりステップ302を実行して確定した重複コーディング回数を送信側にフィードバックしても良い。]
[0048] 本実施形態に関わるチャンネル質はチャンネルパラメータと干渉メッセージを含む。受信側によりチャンネル質を測定する際、受信側はチャンネルパラメータも測定し、干渉メッセージも測定する。]
[0049] 通信システムのアップリンクとダウンリンク伝送に採用される搬送波の周波数が同一である際に、例えば、通信システムが時分割複信(Time Division Duplex,TDD)システムである場合、送信側によりチャンネル質を確定できる。例えば,TDDシステムのダウンリンクデータ伝送過程において、端末から干渉メッセージを測定し、基地局に返し、基地局がチャンネルパラメータメッセージを測定し、また同時に受信した干渉メッセージと測定したチャンネルパラメータメッセージに基づき、現在のチャンネル質を確定する。]
[0050] ステップ303において、確定した重複コーディング回数を利用してOVCDMコーディングを実行するのに以下の2タイプを含むがこれだけに限定しない。]
[0051] タイプ1:各重複コーディング回数にコーディングマトリックスを配置し、確定した重複コーディング回数値を利用してOVCDMコーディングを実行し、即ち当該重複コーディング回数に対応するコーディングマトリックス内のb00… …bk−1L-1を利用してOVCDMコーディングを実行する。]
[0052] 例えば,K=2時に対応するコーディングマトリックスは、

とすることができ、K=3時に対応するコーディングマトリックスを

とすることができ、確定したK値に基づき対応するコーディングマトリックスを選択し、OVCDM操作を行う。]
[0053] タイプ2:事前にL列K行のコーディングマトリックスを一つ確定し、この時Kは経験値に基づき出現可能性のある最大値を選択することができる。さらに、ステップ301とステップ302に基づき、現在ニーズのある重複コーディング回数K′を確定した後、L列K行のコーディングマトリックスからK′行データを選択し、OVCDMコーディングを実行する。例えば、 K=5を選択し、L列5行のコーディングマトリックスを一つ得る。現在のK/=3を確定した際、L列5行的コーディングマトリックス内から3行のデータを選択し、OVCDMコーディングを実行する。]
[0054] 本発明実施形態が示す方法を通じて、本発明の第2実施形態にはさらに通信装置が提供されている。図7に示すように、当該装置は、
現在のチャンネル質を測定する測定モジュール11と、
チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定する回数確定モジュール12を有する。
前記重複コーディング回数は送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行するのに用いられる。]
[0055] 前記装置は前記回数確定モジュール12が確定した重複コーディング回数コードを通信システム内のデータ伝送先へ送信する回数送信モジュール13をさらに有する。]
[0056] 前記装置は前記測定モジュール11が通信システム内の受信側に位置する際、測定した前記チャンネル質を前記回数確定モジュール12に送信するチャンネル質送信モジュール14をさらに有する。]
[0057] 第1実施形態と第2実施形態の基の上で,本発明の第3実施形態には通信システムがさらに提供され、図8に示すように、当該システムは第1装置21と第2装置22を含む。その内、第1装置21は受信した重複コーディング回数を利用し、送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する。第2装置22は現在のチャンネル質を測定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、対応する重複コーディング回数を確定し、前記第1装置に送信し、また前記重複コーディング回数を利用し受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を行う。]
[0058] 本実施形態にはさらに以下のような並列案もある。]
[0059] 通信システムは、
チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から受信したチャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、当該重複コーディング回数を利用し送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する第1装置21と、
現在のチャンネル質を測定して前記第1装置に送信し、また、前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用し、受信した前記コーディングされたデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置22と
を有する。]
[0060] 本実施形態が記述した通信システムのアップリンクダウンリンク伝送に同一の搬送波の周波数を採用し、前記通信システムにおける第1装置21と第2装置22はそれぞれ以下の操作に用いられる。第1装置21は測定した現在のチャンネルパラメータと受信した干渉メッセージに基づき、現在のチャンネル質を確定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、かつ当該重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する。第2装置22は、干渉メッセージを測定して前記第1装置に送信し、前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用して受信した前記コーディング後のデータに重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行するのに用いる。]
[0061] 本発明の実施形態に記載した方法、装置及び通信システムを通じて、チャンネル質が悪い場合、データ伝送の信頼性を高め、チャンネル質が良い場合、伝送効率を向上させ、資源の浪費を避けることができる。更には、送信側と受信側の能力により2者から一つを選択して重複コーディング回数を確定する操作を実行することにより、データ処理能力が弱い側の資源を節約することができるようになる。]
[0062] 当業者も知っているように本発明の範囲を逸脱しない状況下では、置換や変化させることはできる。このように本発明についての置換や変化は本発明の権利要求及び同技術の範囲内に属することであり、これらの置換や変化は本発明の意図する範囲内のものである。]
权利要求:

請求項1
現在のチャンネル質を測定するステップと、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する前記重複コーディング回数を確定するステップと、確定した前記重複コーディング回数を利用し、送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信するステップと、を含むことを特徴とする通信システムにおけるデータ伝送の方法。
請求項2
受信側が前記コーディング後のデータを受信し、前記重複コーディング回数を利用し、当該データに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行するステップと、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システムにおけるデータ伝送の方法。
請求項3
前記チャンネル質はチャンネルパラメータと干渉メッセージとを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システムにおけるデータ伝送の方法。
請求項4
通信システムの受信側よりチャンネル質を測定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
請求項5
前記通信システムのアップリンクダウンリンク伝送に採用される搬送波の周波数が同一である際、通信システムの受信側より干渉メッセージを測定し、送信側に返信し、前記送信側は測定したチャンネルパラメータと受信した干渉メッセージに基づき、現在のチャンネル質を確定することを特徴とする請求項3に記載の通信システムにおけるデータ伝送の方法。
請求項6
前記受信側がチャンネル質を測定した後、前記送信待機データに対してコーディングを行う前に、前記受信側が測定した前記チャンネル質に基づき、対応する重複コーディング回数を確定し、送信側に返信するステップと、または、前記受信側が送信側に測定したチャンネル質を返信し、送信側により現在のチャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定するステップと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の通信システムにおけるデータ伝送の方法。
請求項7
現在のチャンネル質を測定する測定モジュールと、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、測定した前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定する回数確定モジュールを含み、その内、前記重複コーディング回数は送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行する回数である、ことを特徴とする通信装置。
請求項8
前記回数確定モジュールが確定した重複コーディング回数コードを通信先側に送信する回数送信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
請求項9
前記測定モジュールが通信システム内の受信側に位置する際、測定した前記チャンネル質を前記回数確定モジュールに送信するチャンネル質送信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
請求項10
受信した重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、かつコーディング後のデータを送信するのに用いる第1装置と、現在のチャンネル質の測定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係に基づき、対応する重複コーディング回数を確定し、前記第1装置に送信し、前記重複コーディング回数を利用し、受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置と、を含むことを特徴とする通信システム。
請求項11
チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から受信したチャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、当該重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する第1装置と、現在のチャンネル質を測定し、前記第1装置に送信し,また、前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用して受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置とを含むことを特徴とする通信システム。
請求項12
アップリンクダウンリンク伝送に採用される搬送波の周波数が同一である通信システムであって、測定した現在のチャンネルパラメータと受信した干渉メッセージに基づき、現在のチャンネル質を確定し、チャンネル質と重複コーディング回数の対応関係から前記チャンネル質に対応する重複コーディング回数を確定し、かつ当該重複コーディング回数を利用して送信待機データに対して重複コーディング多重化技術のコーディング操作を実行し、コーディング後のデータを送信する第1装置と、干渉メッセージの測定、かつ前記第1装置に送信し,前記第1装置が確定した前記重複コーディング回数を利用して受信した前記コーディング後のデータに対して重複コーディング多重化技術のデコーディング操作を実行する第2装置とを含むことを特徴とする通信システム。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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CN101471689B|2013-03-20|
US20100284427A1|2010-11-11|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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2012-11-28| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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